道路を渡る動物たち

エチオピアの国土面積は約1,112,000平方kmで、日本の3倍近い広さがあります。高速道路はアディスアベバから南東方向に延びていますがまだ短く、各都市への移動の殆どは幹線道路を通ります。他はジブチ方面の鉄道です。

以前アディスアベバ市内を羊や山羊が通る光景を目にしましたが、市外を離れて幹線道路を車で通ると動物の数は更に増えます。

家畜が道路を横断する事は何度もあり、馬やロバが曳く荷車が並走する事も同様です。さらにラクダの群れが通過する間車を停めて待った事や、早朝に猿の群れが走るのを見た事もあります(写真を撮らなかったのが残念です)。

エチオピアの国土の広さは、そのまま動物の種類と数の豊富さを表しています。

ヤグルマアザミ(矢車薊)

フウセントウワタを見掛けたとある方の庭で、もう一つ変わった花を見ました。

ヤグルマアザミというヨーロッパ原産、ヤグルマギク属の植物でその花は細長い花弁を全周に向かって伸ばして咲かせます。

茎は1メートル以上の長さになる事があり、その先端に写真の花を咲かせます。

個人的な印象ですが、風変わりな花や植物を植えた庭である事に気付き、面白く眺める事が出来ました。

奇妙な草花(フウセントウワタ)

先日とある方の家の庭を拝見した時に、丸い緑色の割と大きい実の様なものを見ました。

後で調べると「フウセントウワタ」という植物で、風船の様な見た目の果実と、内部の種子を出す時に綿状の房を露出する様です。

すぐそばに白い小さな花が咲いていましたが、それがフウセントウワタの花でこれからあの実が出来るのかと驚いたものです。

庭の中に奇妙な花と実を見て、面白い植物があるものだと思いました。

パーティーと停電

エチオピア出張の際に宿泊するホテルは、当然の事ながら式大宴会場の様なスペースがあります。

滞在中に宿泊したホテルでは、2・3日に1回の間隔で夜中に多くの人が集まるパーティーの様な催しがあり、音楽と談笑の声が数階上の部屋でも聞こえました。

パーティーはこちらが眠りに就く時刻も続いていて、(元気がいいなあ・・・)と思いながらウトウトしていると、不意に音楽が途切れる事があります。

恐らく会場で電気を使い過ぎてホテルが停電になったのだと思います(部屋の照明も同時に落ちました)。電力が回復するとまた音楽が流れだします。経済成長が続くエチオピアの活気を寝入りながら感じたものです。

※写真はアディスアベバ市内のAU(アフリカ連合)本部ビルです。ホテルの写真が無いので代わりに掲載します。

彼岸花と俗説

秋のお彼岸から10月にかけて彼岸花が広く咲いていると思います。

彼岸花は墓地や霊園でよく見かける事から不吉な印象がありますが、以前死者を土葬で弔う習慣があった時に、ネズミ・モグラ等の害から防ぐ為に毒性を持つ彼岸花を植えていたという説に寄るものかもしれません。

では、彼岸花は毒があり触れる事もまかりならないかと言うと、球根に毒がある事は確かですが、適切な毒抜きによって食用されるなど、かつては救荒植物としても用いられました(だからと言って食べる事は絶対にやめて下さい)。

彼岸花の意外な側面を知る機会を得る事が出来ました。

文化財と不届き者

移動例会の最終日、小樽市の「にしん御殿小樽貴賓館」に向かいました。ここはニシン漁で財を成した青山家の三代目・政恵によって建てられた豪邸で、旧青山別邸とも呼ばれています。昨年完結した北海道が舞台の超人気漫画にも登場しています。

貴賓館は国の登録有形文化財に指定され、その内部は贅を凝らした造りと和洋数多くの調度品が展示されていますが、その中に実に残念なものを目にしました。

展示されている漆塗りの家具の引き出しが抜けていて、家具の上に「下の引き出しが盗まれました」との但し書きが置いてありました。引き出し1つ盗んでどうするのかと、なんとも残念な気分になりました。

引き出しが取り戻されて元に収まる事を願います。

大倉山・支笏湖・小樽

北海道に行って感じたのは、海外からの旅行客が非常に目立つ事、勿論国内の観光客も大勢足を運んでいる事でした。

大倉山のスキージャンプ競技場から支笏湖、小樽と移動して、どこもその場その場を楽しむ観光客を見掛けました。

それだけにコロナ禍の最中の観光地はどれだけ閑散としていたか、今の活況は当時の客離れと観光業・飲食業の苦境の裏返しの様にも感じます。

新型コロナウイルスが消えた訳でもなく、インフルエンザも流行している状況ですが、感染に十分気を付けながら、経済を楽しみつつ支える大切さを思わずにはいられません。

これぞ北海道?

北海道への移動例会2日目、夜明け前から運動も兼ねて札幌市内のホテルからある場所に向かいました。知る人ぞ知る「平岸高台公園」です。

距離は片道5km弱、思った程肌寒さもなく気持ちよく進み、目的の公園に辿り着きちょっとした感慨を覚えました。

公園内の高台に目を向けた時に、最初は犬が飼い主のリードから離れて歩いている様に見えましたが、よくよく見るとキタキツネでした。

キタキツネの姿を初めて、しかも札幌市内で見た事に一層の感慨を覚えましたが、キタキツネは「エキノコックス」という非常に厄介な寄生虫を保有しているので、近付かず足早にホテルに戻りました。

北のボールパーク

今月とある経営者研究会の移動例会で、北海道へ2泊3日で行ってきた事を書こうと思います。

初日の午後、北広島市に移った北海道日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィイールド北海道のある「北海道ボールパークFビレッジ」を視察に行きました。

Fビレッジは面積32ha、アスレチック器具を揃えた公園として周辺住民の皆さんが気軽に楽しめ、球場はホテルやサウナ等があり、様々なエンターテインメントを開催出来る多機能施設としての機能を備えていました。

試合のイニングの合間に観客も参加して楽しめるイベントが幾つもありました。地域貢献と営利活動が両立した優れた場所だったと思います。

ちょっと一杯のつもりにご用心

エチオピアはコーヒー起源の国として、独特の喫茶文化が全土に根付いています。様々な飲食店や個人でコーヒーを提供する店が多くあります。

以前エチオピア出張とジェトロ主催の投資ミッション参加で渡航した際に、出張と投資ミッションの間の僅かな期間を利用して、現地の方に連れられてアディスアベバ市内を回った際にコーヒーの店に入りました。

店と呼ぶには小ぢんまりとして中は薄暗く、床というより地面にコーヒーの器具が置かれ、そこで淹れたコーヒーを頂きました。美味しいコーヒーでしたが妙に緊張を強いられるシチュエーションだったと思います。

こういうコーヒーの店に入り、そこで盗難被害に遭うという事が渡航時の注意情報の一つにあります。ホテル内で同様のコーヒーを提供する事があるので、そちらの方が良いのかも知れません。

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