海外出張という事で外国に入国した経験は何度かありますが、幸い現地で怪我や深刻な病気になった事はありません(捻挫の他、割とシビアな急性症状になった事はありますが、それはまた改めて)。
また犯罪に巻き込まれる、トラブルに遭遇する様な経験は、幸いにも今の所ありません。しかしながら、今振り返っても深刻なトラブルの「一歩手前」だったと思う危機的な経験を、これをご覧になられている皆様の内、もしかしたらコロンビアに渡航される方が居られるかもしれないと思い、スムーズに入国される為の事前情報として、恥を忍んでお伝えします。
因みに原因は私です。
前回から引き続きとなりますが、今から6年前、私は業界団体の海外視察で、ブラジル・サンパウロの農園やコロンビア・ボゴタの農園や展示会の視察に参加していました。サンパウロでの視察を終えて、捻挫した左足を引き摺りながら、次なる目的地のコロンビアに向かいました。
サンパウロからの飛行機に乗って約6時間、ボゴタ国際空港に夜8時過ぎに到着しました。人生初の海外出張の上、当時から旅慣れない為に他の皆さんの後に付いて行くのが精いっぱいで、入国審査のゲートも私は最後に通過しました。危機はその直後に起きました。
(後編に続きます)