社会の血液

先週福島県沖で発生した地震で複数の火力発電所が停止した事により、政府から電力の需給ひっ迫警報の発出と、大規模停電を防ぐ為の節電の呼び掛けが行われ、弊社でも暖房の設定を20度に下げるなど、今まで以上に気を付けて電気を使用するなど行っておりました。幸い警報は間もなく解除され、天気も「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り暖かくなり暖房の使用も少なくなりつつあります。

我々の生活する社会における活動は、そのほとんどが電気無しには成り立たず、電気の供給が止まる事は即ち社会活動の停止に繋がり、日常の生活や経済活動の停止だけでなく一人ひとりの生命活動に深刻な影響をもたらします。今から11年前、東日本大震災によって大規模停電を防ぐ目的で「計画停電」が行われ、人為的なものとは言え何十年振りに停電の中での生活を僅かの間過ごしたことを思い出します。

かつてある政治家が「石油の一滴は血の一滴に等しい」という言葉を残し、その後もそれに類する言葉がいくつか出てきています。再生可能エネルギーが推進されていますが、石油がエネルギーや化成品の原料として必要不可欠な存在である事に変わりはありません。そして日本は石油の殆どを輸入に依存している状況を考えれば、血の一滴という表現は大げさものでは無い様に思います。

原油相場の高騰、外国為替が円安に大きく振れるなど、エネルギー資源の確保がますます厳しくなる状況が続いています。いざと言う時の備蓄、発電方法の複数確保など、万一の備えの必要性は時間の経過、年を追うごとに高まっている様に感じます。我々一人ひとりが将来の為の備えを一層求められている事を、先日の地震で改めて実感した次第です。

投稿者: 守重へきろう

インパック株式会社 代表取締役

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