壁に耳あり障子に目あり、地球の裏側にネットあり

旅先での楽しみと言うと、雄大な自然や見た事の無い景色を楽しむ、街の雰囲気を楽しむなどありますが、その土地の飲食を楽しむというのも多くの人にとっての楽しみだと思います。その旅が仕事であれ個人の趣味であれ、何かを楽しみたいというのが人情だとも思っております。

6年前の南米視察でサンパウロ市内の農園を視察した帰りの途中、昼食を摂る事になり、道中のレストランに立ち寄りました。農園の地面を歩き回り、土のへばりついた靴で磨き上げたレストランの白い床に立ち入る事に、多少の申し訳なさを感じながら席に着いた事を今も覚えています。

そこでスペアリブを頂きました。慣れない海外での疲れもあったのか、脇目も振らずに残らず平らげました。周りの方から妙に感心された事も覚えています。

帰国後、社内でスペアリブを平らげた事を突然指摘された事に本当に驚きました。「何でそんな事を?」と思いましたが、参加された方がブログにその時の私が料理にありつく光景を、文章にして書き起こされていたのでした。

その後は呆れられながら、「お前何しに行ったの?」と言う様な事を言われ続けるのを、黙って聞いている他ありませんでした。私としては「出されたものを残さず有難く頂く」、という子供の頃からの言い付けを守っただけなのですが。

自分のやっている事は常に誰かに見られている、それこそ文章にして書き残されているかもしれない、しかもリアルタイムで人の目に触れられるかもしれない、人を幸福にする筈の、技術の進歩に複雑な感情を抱かずにはいられなかった6年前の思い出です。

皆様もご用心下さい。

投稿者: 守重へきろう

インパック株式会社 代表取締役

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