実りの季節

秋の季節は農産物の収穫期を迎え、稲刈りを始めとして様々な作物の収穫が行われます。その中でも米は日本人の主食としてなくてはならない作物です。

エチオピアにおいて日本の米に当たる主食は、「インジェラ」という食品です。

現地で栽培される「テフ」というイネ科の植物の種子を粉にして水で溶き、約3日かけて発酵させた生地を焼き上げて作ります。

首都アディスアベバを離れて郊外に出ると、テフの畑をあちこちに見かけます。収穫前の畑で伸びたテフが風に揺れる景色は、日本で稲穂が風で揺れるそれと見紛うほど良く似ています。収穫期となると畑のすぐそばに収穫したテフの種子が積み上げられた光景を良く目にします。

現地で何度かインジェラを食べた者の感想としては、一見厚手のクレープを巻物の様に丸めた外見で、食べるとクレープよりもしっとりとした食感と発酵によって生じた酸味、そして食後の胃が膨れるような腹持ちの良さ?があるなど実に独特な食品です。

通常はインジェラに「ワット」と呼ばれるカレーの様な煮込み料理と併せて食べられます。エチオピアの人々にとって非常に長い歴史とともに食べられた食品で、親愛の情を示すために食べさせ合う習慣があります。また外国料理のレストランを開業する時に、メニューにインジェラを加えないと開業させてもらえないという話もあるそうです。

主食と言えば米かパンぐらいしか知らなかった者にとって、国によって食べ物と食文化に大きな違いがあるのだと感じた次第です。

投稿者: 守重へきろう

インパック株式会社 代表取締役

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